日仏演劇協会公式HP
日 仏 演 劇 協 会
La Société Franco-Japonaise du Théâtre
連続研究会「フランス演劇の公共性」(9/28, 9/30,10/2)のお知らせ
共催イベントのお知らせです。
フランスよりエマニュエル・ヴァロン(パリ・ナンテール大学名誉教授)、ピエール・フランツ(ソルボンヌ大学名誉教授)の両氏を招いて、
下記の日程で連続研究会「フランス演劇の公共性」を開催いたします。
連続研究会「フランス演劇の公共性」(通訳あり)
主催:早稲田大学(科研費18KK0005)
共催:日仏演劇協会
* 対面開催となります。
1)「演劇の公共性の変容 1680-1793-1900」
日時:9月28日(木)18:00-21:00
会場:文学部(戸山キャンパス)33号館4階434教室
講師:ピエール・フランツ(主)、エマニュエル・ヴァロン
2)「舞台の優越——現代フランスにおいてプロジェクトの経済が公共・民間劇場のプログラムに与える影響」
日時:9月30日(土)15:00-18:00
会場:文学部(戸山キャンパス)33号館4階434教室
講師:エマニュエル・ヴァロン(主)、ピエール・フランツ
3)「演劇の記憶とアーカイヴの課題——保存、継承、再活性化」
日時:10月2日(月)18:00-21:00
会場:文学部(戸山キャンパス)33号館4階434教室
講師:エマニュエル・ヴァロン、ピエール・フランツ
参加は無料ですが、ご参加の申し込みを以下のフォームよりお願いいたします。
【新着情報】
【オンライン講座】講師:横山義志氏「西洋演劇論史講義【第2回】なぜ歌は演技から排除されたのか?(1)」2023年8月23日(水)20時から(開催いたします)
【勉強会】「アドルフ・アッピア演出作品の再現上演のために」発表者:横田宇雄会員、2023年7月15日(終了しました)
【主催講演会】「上田久美子のフランス演劇体験」講演:上田久美子氏、聞き手:横山義志会員(終了しました)
日仏演劇協会オンライン講座
西洋演技論史講義
【第2回】なぜ歌は演技から排除されたのか?(1)
【講義内容】
『西洋演技論史序説~歌と踊りのない演劇はなぜ生まれたのか~(仮)』という本を書き進めています。ここ二十年ほど、いわゆるリアリズム的な演技の起源について考えるなかで、歌と踊りを排除したジャンルが生まれたことが奇妙に思えてきました。そして国際演劇祭のプログラムを組むなかで、それが「演劇」のモデルとなってしまったことが問題を含んでいることにも気づかされました。「西洋後」を考えるには、この枠組みを問い直しておく必要があります。
今回から3回にわけて、主に18世紀フランスで、演技から歌唱的要素が排除されていった過程を探っていきます。今回は非音楽劇としての演劇が制度的に成立した過程と、朗誦の記譜可能性論争を取り上げます。20世紀のリアリズム演技論は18世紀フランス演技論が形成した論理を引き継いでいます。18世紀は演劇とオペラの制度的分離が成立した時代でもありました。一方で、演劇において朗々と歌い上げるような演技もなされ、それを楽譜に記して俳優に学ばせるべきではないかという提案もありました。それに対する反論の試みが、歌唱的演技を「自然」ではないものとみなす理論的枠組みを形成していきます。
【登壇者プロフィール】
横山義志 ドラマトゥルク、舞台芸術研究(西洋演技論史)。SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部、東京芸術祭リサーチディレクター、学習院大学非常勤講師、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事・政策提言調査室長。
1977年生まれ。生物学を志したのち、フランス演劇を専門に。2000年に渡仏し、2008年にパリ第10大学演劇科で博士号を取得。2007年からSPACで海外招聘プログラムを担当し、30カ国以上を視察。2014年からアジア・プロデューサーズ・プラットフォーム(APP)メンバー。2016年、アジア・センター・フェローシップにより東南アジア三カ国視察、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)グランティーとしてニューヨークでパフォーマンス・スタディーズを学び、アジアの同時代的舞台芸術について考える。西洋演技論史をめぐる論文等はこちらのリンクを参照。
https://www.academia.edu/94117320/西洋演技論史をめく_る論文等_2023年1月2日時点_
【日時】 2023年8月23日(水)20:00~22:00(講義90分程度・質疑応答30分程度)
※第3回、第4回はそれぞれ12月頃、来年2月頃を予定しています。
【場所】オンライン(Zoomを使用)
【参加費】 一般:1,000円/日仏演劇協会会員:無料
(※年会費は一般会員3,000円、学生会員1,500円です。入会の詳細は「入会案内」をご参照ください。)
【申込方法】 参加を希望される方は、以下のPeatixイベントサイトからチケットをご購入ください(開始時刻あるいは定員に達した時点で締切とさせていただきます。会員の方は無料ですが、申込みはしていただくようお願いいたします)。実施前日までにZoomリンクを共有いたします。この講座に関しては、録画・資料も、終了後追って共有いたします。また、「西洋演技論史講義 第1回「西洋演技論史」とは何か」の録画・資料をご希望の方も、こちらからお申し込みいただけます。
https://artducomedienunehistoiredesidees2.peatix.com
【注意】参加登録は原則本名でお願いします。ミーティングルームに入られましたら「ミュート」「ビデオ・オフ」になっていることをご確認ください。日仏演劇協会オンライン演劇講座は録画されます。また録画した内容は編集のうえ、後日希望者に共有される可能性があることをあらかじめご了承ください(共有する場合は参加者のプライバシーには配慮します)。
【問い合わせ】 日仏演劇協会事務局(office [at] sfjt.sakura.ne.jp)
日仏演劇協会勉強会
「アドルフ・アッピア演出作品の再現上演のために」発表:横田宇雄会員
【発表内容】
20世紀転換期のスイスの舞台美術家・演出家アドルフ・アッピア(Adolphe Appia、 1862-1928)の仕事、特にヘレラウ祝祭劇場(ドイツ・ドレスデン)における演出作品を振り返り、再現上演の可能性を検討します。
アッピアは、シンプルで抽象的な舞台装置を考案し、上演芸術における俳優の動きと視覚効果の融合を図りました。1950年代以降、ヴァーグナー祝祭劇場で”受け入れられて”以降、オペラ業界の舞台装置の概念は変わり、華麗で荘厳な装置ではなく、幾何学的で観念的なものにとって代わられていきました。
アッピアの仕事は、ゴードン・クレイグと並び、近代舞台美術の父と評されますが、(特に日本国内においては)まだ彼の仕事がきちんと検討されていないように思います。発表者は今年の冬にヘレラウ祝祭劇場を現地調査し、アッピアに関する小品を創作する予定です。アッピアの描いた理想と現実を分析しながら、アッピアの仕事を現代に蘇らせるために、どのような方法が検討できるか、様々な角度から検証していきたいと思います。
【発表者プロフィール】横田宇雄
専門は劇場建築史(フランス)。特に18世紀を対象としている。翻訳家・実演家としても活動。『タンタジールの死』の邦訳、演出作品『イグレーヌ・バリエーション』(2021)など。現在、アンスティチュ・フランセ日本—ヴィラ九条山職員、京都大学フランス文学専攻博士後期課程在籍中。
日時:2023年7月15日(土)16:00〜18:00
場所(対面参加の場合):明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン 8F 308G 教室
会場へのアクセス
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【オンライン参加:要事前参加登録】
* オンライン参加を希望される方は、事前に以下のリンクから参加登録をお願いします。
⇒ 登録はこちら
https://zoom.us/meeting/register/tJ0sd-6oqzMjGdJ_iMkISS5j2ehVRDWxPG_K
* 登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
・参加登録は原則本名でお願いします。
・ミーティングルームには参加登録したメールアドレスでしかログインできません。
・ミーティングルームに入られましたら「ミュート」「ビデオ・オフ」になっていることをご確認ください。
* 勉強会は記録用に録画がいたしますのでご了承ください。
【問い合わせ】
日仏演劇協会事務局(office [at] sfjt.sakura.ne.jp)
「上田久美子のフランス演劇体験」
演出家としてご活躍で、現在フランス滞在中の上田久美子さんをお迎えし、上田さんが今まさに体験なさっているフランス演劇の現状について、また上田さんご自身のご活動について、お話をうかがっていきます。
【登壇者プロフィール】
上田久美子:奈良県出身。京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業。2006年より宝塚歌劇団演出部所属、宝塚歌劇の脚本・演出を手がける。文楽や能など伝統芸能の知識を生かした作品は、批評家らに高く評価されてきた。処女作「月雲の皇子」は日本の古代史に題材をとり、歴史における記述の起源を根底のテーマとしているように、作品は常に哲学的なテーマ性を持つ。2022年、宝塚歌劇団を退職。2023年-2024年には文化庁新進芸術家海外研修生としてフランス・パリに滞在。
横山義志:ドラマトゥルク、舞台芸術研究(西洋演技論史)。SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部、東京芸術祭リサーチディレクター、学習院大学非常勤講師、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事・政策提言調査室長。
【日時】
2023年6月3日(土)18時〜19時半
【会場】
オンライン
【申し込み】
※定員に達したため、予約を締め切りました。
※本講演会の録画・録音アーカイブは、日仏演劇協会会員にのみ公開いたします。
【参加費】
無料
【お問い合わせ】
日仏演劇協会事務局(office@sfjt.sakura.ne.jp)
【日仏演劇協会主催講演会】
【発表内容】
昨年3月に、博士論文を改稿した『啓蒙期イタリアの演劇改革―ゴルドーニの場合』を東京藝術大学出版会より上梓しました。ゴルドーニとは、イタリアを代表する18世紀の劇作家カルロ・ゴルドーニのことを指します。彼は演劇の改革者と言われ、イタリアの近代喜劇を生み出しました。フランス演劇に造詣が深く、その影響は彼の作品や演劇改革の理念に見てとることができます。反対にフランスの演劇人も、ゴルドーニの演劇にヒントを得ていました。イタリア演劇とフランス演劇は、相互に影響を与えあってきたのです。
本講演では、フランス演劇とゴルドーニの関係について、フランスの詩学の理論がゴルドーニの演劇改革に与えた影響や、ゴルドーニとモリエール、ヴォルテール、ディドロといったフランスの演劇人との関わりを中心にお話しします。またイタリアで生まれたコンメディア・デッラルテやオペラとフランス演劇との関係についても触れられればと思います。
【発表者】
大崎さやの(OSAKI Sayano):イタリア文学・演劇研究。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、東京大学、東京藝術大学等にて非常勤講師。著訳書に『啓蒙期イタリアの演劇改革 ―ゴルドーニの場合』(2022年、東京藝術大学出版会)、ベスト・プレイズⅡ―西洋古典戯曲13選』(共同執筆・翻訳、2020年、論創社)他。
詳しくは:こちら
↓↓↓詳細↓↓↓
【日時】2023年3月11日(土)13時〜15時
【場所】明治学院大学白金キャンパス本館2階1201教室
東京都港区白金台1-2-37(白金高輪駅もしくは白金台駅(東京メトロ南北線/地下鉄都営三田線)から徒歩7分。)
【申し込み】不要
【参加費】無料
【問い合わせ】日仏演劇協会事務局(office@sfjt.sakura.ne.jp)
【第5回】日仏演劇協会オンライン講座
「西洋演技論史講義【第1回】「西洋演技論史」とは何か」登壇者:横山義志会員
【発表内容】
コロナ禍が始まってから、『西洋演技論史序説~歌と踊りのない演劇はなぜ生まれたのか~(仮)』という本を書き進めています。私は二十数年前から、いわゆるリアリズム的な演技の起源について考えてきました。そのうちに、歌と踊りを排除したジャンルが生まれたということがとても奇妙なことに思えてきました。そして演劇祭のプログラムを組むという仕事のなかで、そのような形式が「演劇(théâtre, theatre, Theater...)」の基本的なモデルとなってしまったことが、世界化した舞台芸術界において問題を含んでいることにも気づかされました。「西洋後」を考えるためには、この枠組みをきちんと問い直しておく必要があります。
今回はまず西洋演技論史とは何か、「演劇」とは何か、この枠組みの何が問題なのか、西洋語における「演技」とは何か、といった話をしてみたいと思います。受講者が多少いらしゃるようであれば、今後も続けていければと考えています。
【登壇者】
横山義志:ドラマトゥルク、舞台芸術研究(西洋演技論史)。SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部、東京芸術祭リサーチディレクター、学習院大学非常勤講師、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事・政策提言調査室長。
西洋演技論史をめぐる論文等はこちらのリンクを参照。
【日時】2023年2月1日(水)20:00~22:00(講義90分程度・質疑応答30分程度 ※フリートークも含め22時には終了)
【場所】オンライン(Zoomを使用)
【参加費】一般:1,000円、日仏演劇協会会員:無料
【申込み】こちらのPeatixページよりお願いいたします。
【アーカイブ配信】
イベントは終了いたしましたが、アーカイブ録画を配信中です(一般:1,000円、会員:無料)>>ご購入はこちら<<
※なお、第2回・第3回はそれぞれ8月・12月に予定しております。
【問い合わせ】
日仏演劇協会事務局(office [at] sfjt.sakura.ne.jp)
【発表内容】
ステファヌ・マラルメ(1842-1898)は19世紀フランス象徴派の代表的詩人であり、詩作に並行して1870年代には絵画論を、1880年代には舞踊論を書いています。絵画と舞踊は異なる芸術ジャンルですが、マラルメにおいてその両者は、ものの見方という点で同一線上にならべられるように思われます。今回は、マラルメの舞踊論が、絵画論の発展形態として書かれたのではないかと仮定し、さらにその思想がマラルメの文学的営為として1890年代の詩や散文に引き継がれていったのではないかと考え、その詩学を考えてみたいと思います。
マラルメは舞踊について次のように定義しています。踊りとは、踊り子が自分の身体で舞台空間に〈記号〉を書く行為であり、それを受け手=観客は「読む」ことだ、ということです。舞台の読解のためには「まなざし」の訓練が必要なのだといいます。今回の研究会では、マラルメにおいて、舞台に向けられる「まなざし」の理論が1870年代の絵画、とりわけ印象派画家たちの「まなざし」の理論に淵源を求めることができるのではないかと考えていきます。年末のもっともお忙しい時期ですが、画面越しにお会いできましたら嬉しく思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
【発表者】
村上由美:専門はフランス文学。とくにステファヌ・マラルメとポール・クローデルについて論文を執筆し、詩人と舞台芸術のかかわりを研究している。早稲田大学ならびにパリ・ソルボンヌ大学で学業を修め、日本学術振興会研究員をへて、現在は早稲田大学ほかにて非常勤講師としてフランス語教育をおこなっている。
【日時】
2022年12月29日(木)20:00~21:30
(発表60分・質疑応答30分※22時終了予定)
【無料・要事前参加登録】
参加を希望される方は、事前に以下のアドレスで参加登録をお願いします。先着80名定員となります。登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
⇒登録はこちら
【注意】
・参加登録は原則本名でお願いします。
・ミーティングルームには参加登録したメールアドレスでしかログインできません。
・ミーティングルームに入られましたら「ミュート」「ビデオ・オフ」になっていることをご確認ください。
・Zoomオンライン演劇講座は録画されます。また録画した内容は編集のうえ、後日、YouTubeの日仏演劇協会チャンネルに公開される可能性があることをあらかじめご了承ください(公開される場合は参加者のプライバシーには配慮します)。
【問い合わせ】
日仏演劇協会事務局(office@sfjt.sakura.ne.jp)
【発表内容】
この春、ジャポニスム学会から『ジャポニスムを考える』という書籍が発行されました。ジャポニスム研究は1980年代から盛んに行われるようになり、2000年ごろに一度は体系化されたものの、それからさらに20年のうちに、捉えきれないほどの広がりを見せました。「『ジャポニスムとは何か』ではなく、『ジャポニスム研究とは何か』を考え(…)迂回的ながらもジャポニスムをどうとらえるのかという問題に戻っていく」のがこの本のテーマです。
その姿勢にならいながら、この度、「演劇におけるジャポニスム」について考える機会を設けます。劇場を中心とした日仏交流については、すでに多くの調査・報告が行われてきましたが、「ジャポニスム」という枠組みについては、あまり議論されてこなかったのではないかと感じています。
今回の勉強会では、〈日本文化受容の概観〉、〈1900年前後の創作〉、〈『蝶々夫人』パリ初演:新資料紹介〉と3つの話題を用意しました。ジャポニスムの専門家のみならず、18世紀から現代まで、芝居から舞踊まで、文学から美術まで、様々な分野の方にお楽しみいただければ幸いです。
【発表者】
柏木純子:1993年、神戸生まれ。兵庫県立宝塚北高校演劇科非常勤講師、日本大学歯学部兼任講師、大阪大学大学院博士後期課程(休学中)。演劇を中心に制作から教育、研究まで様々に活動している。宝塚北高校演劇科で舞台芸術に触れ、日本大学芸術学部演劇学科演技コースに進学、役づくりと衣裳の関係に興味を持ち研究の道に足を踏み入れた。
【日時】
2022年7月28日(木)20:00~22:00
(発表90分・質疑応答30分※フリートークも含め23時には完全終了)
【無料・要事前参加登録】
参加を希望される方は、事前に以下のアドレスで参加登録をお願いします。先着80名定員となります。登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZItcOGopjovGdITRZcp0pzu0Im7C9Mrx5O3
【注意】
・参加登録は原則本名でお願いします。
・ミーティングルームには参加登録したメールアドレスでしかログインできません。
・ミーティングルームに入られましたら「ミュート」「ビデオ・オフ」になっていることをご確認ください。
・Zoomオンライン演劇講座は録画されます。また録画した内容は編集のうえ、後日、YouTubeの日仏演劇協会チャンネルに公開される可能性があることをあらかじめご了承ください(公開される場合は参加者のプライバシーには配慮します)。
【問い合わせ】
日仏演劇協会事務局(office [at] sfjt.sakura.ne.jp)
日仏演劇協会とは
日仏演劇協会は、日本におけるフランス演劇およびフランスにおける日本演劇のより深い理解を促進すること、そして日仏両国の演劇人の交流を目的としています。広く「フランスの演劇」に関わる研究者、および現場とその周辺で活躍されている方が参加し、フランス演劇、日本演劇という枠組みも変容し、様々なレベルでの交流も拡大している今日の演劇状況に対応した活動を目指しています。
新会員募集中!
日仏演劇協会は、協会の主旨に御賛同いただける方であれば、どなたでも入会することができます。会員には、年1回の会報の送付、会員による公演案内、協会主催イベントの参加費免除等の特典を受けることができます。詳しくは「入会案内」をごらんください。
レビューやインタビューなどをご覧いただけます。
過去のイベント
<2023年>
【主催講演会】「上田久美子のフランス演劇体験」講演:上田久美子氏、聞き手:横山義志会員2023年6月3日
【主催講演会】「フランス演劇とゴルドーニ 」講師:大崎さやの氏、2023年月3月11日
【第5回】日仏演劇協会オンライン講座「西洋演技論史講義【第1回】「西洋演技論史」とは何か」横山義志会員、2023年2月1日
<2022年>
「【勉強会】「「みる」ということ:マラルメの絵画評論、舞踊評論から「まなざし」を読み解く」村上由美会員、2022年12月29日
「【勉強会】「演劇の”ジャポニスム”を考える」柏木純子会員、2022年7月28日
「【講演会】「日本におけるモリエール」」秋山伸子氏(青山学院大学教授)2022年5月29日
「【上映会 / Projection】新作能『鐵門』(高浜虚子作)上映会」2022年1月23日
【勉強会 / Séminaire】第5回日仏演劇協会オンライン勉強会「ジャン・ジロドゥ 演劇のコスモポリタン」(田ノ口誠悟)2022年3月4日
会報バックナンバー
ウェブ掲載の許可をいただいた論考を順次公開していきます。
各論考のタイトルをクリックしてご覧ください。
日仏演劇協会会報 復刊1号(2008年)
日仏演劇協会会報 復刊2号(2010年)
日仏演劇協会会報 復刊3号(2012年)
日仏演劇協会会報 復刊4号(2013年)
日仏演劇協会会報 復刊5号(2014年)
日仏演劇協会会報 復刊6号(2016年)
日仏演劇協会会報 復刊7号(2018年)
日仏演劇協会会報 復刊8号(2020年)
日仏演劇協会会報 復刊9号(2021年)
日仏演劇協会会報 復刊10号(2022年)
「渡邊守章の懐かしさ」 鈴木忠志 .....................................................................................................................................2
野村万作副会長 ..............................................................................................................................................................................6
●「日仏演劇協会 第 II 期(1980~1990 年代)」 北原まり子 編 .................................................................7
●「会報創刊のころ」 橋本能 ...............................................................................................................................................13
●「日仏演劇協会を回想する(1976~)」 齋藤公一 ...........................................................................................15
演出家ダニエル・ジャンヌトーとの対話 横山義志 .................................................................................................17
「18 世紀フランス言語論とバレエ・ダクシオン」 川野惠子 ..........................................................................24
●〈書評〉 Mariko ANAZAWA, Maeterlinck et les Japonais (Paris : L’Harmattan, avril 2021)
田ノ口誠悟 ........................................................................................................................................................................................27
●〈イベント報告〉 ZOOM 演劇講座第 2 回 ティエリ・マレ氏「クローデルと一緒に笑うために」
岡村正太郎 .......................................................................................................................................................................................29
●ZOOM 演劇講座第 4 回 森元庸介氏「西洋はいかにして演劇を許し、芸術を愛するようになったか:決疑論と美学の誕生」
横山義志 ............................................................................................................................................................................................33
●復曲能『鐵門』(高浜虚子作)上映会(解題:小田幸子会員、於・明治学院大学)
小田幸子 ............................................................................................................................................................................................39
●オンライン勉強会第 1 回 横山義志会員「なぜ歌と踊りは「自然」ではなくなったのか?:一八世紀フランス演技論と キケロ『弁論家について』」
横山義志 .............................................................................................................................................................................................41
●オンライン勉強会第 2 回 岡村正太郎会員「ポール・クローデルの演劇構想」
岡村正太郎 .......................................................................................................................................................................................44
●オンライン勉強会第 3 回 北原まり子会員「振付家ミハイル・フォーキンの舞踊史における危うさ:著作権と作品継承 の問題を巡って」
北原まり子 .......................................................................................................................................................................................45
●オンライン勉強会第 4 回 田ノ口誠悟会員「ジャン・ジロドゥ:演劇のコスモポリタン」
田ノ口誠悟 .......................................................................................................................................................................................47
●フランス語圏舞台芸術・文献目録(2021年) 北原まり子 編 ...................................................................50
●活動報告(2021年5月~2022年3月)・会員のみなさまへお知らせ ....................................................61
●日仏演劇協会定款(2020年6月27日改定)・役員(2021年度) ・編集後記.......................................62
日仏演劇協会会報 復刊11号(2023年)
●〈特集:日仏演劇協会創立 60 周年〉................................................................................. 2
●「日仏演劇協会 第 III 期(1991 年~)」 北原まり子 編 ....................................................................................................... 4
●「日仏演劇協会回想録(2004~2008)」 穴澤万里子 ..................................................................................................... 13
●「日仏演劇協会創立 60 周年 第 3 期(2000~)回想」 堀切克洋 ............................................................................ 15
●「日仏演劇協会の思い出」 横山義志 ............................................................................................................................................ 20
〈フランスの若手舞踊研究者〉
●「Le TROIS C-L : un centre de création chorégraphique à Luxembourg (EU)」メラニ・ムザジェ(北原まり子訳) 22
●「Quelle place pour les études et la recherche en danse à l’Université de Strasbourg ?」ギヨーム・サンテス(北原まり子訳) ................................................................................................................................................................. 31
●ポリーヌ・L・ブルバ著『CritiQueer la danse : Réceptions performées & critiques affectées』(書籍紹介+インタビュー) 北原まり子 ........................................................................................................................................... 36
〈若手研究者よりの報告〉
●「コンテンポラリーダンスにおける創作プロセスの研究について : ジェローム・ベルの振付方法を中心に」 吉田駿太朗 ..................................................................................................................................................................................... 41
〈公演評〉
●「ダンスの領域を空中へ : カンパニーXY with ラシッド・ウランダン『メビウス』評」 宮川麻理子 . 46
〈書評〉
●アラン・バディウ著『思考する芸術 : 非美学への手引き』(坂口周輔訳) 越智雄磨 ................................. 49
〈イベント報告〉
●秋山伸子氏講演会「日本におけるモリエール」 穴澤万里子 ........................................................................................ 52
●オンライン演劇講座第 5 回 横山義志会員 「西洋演技論史講義 第 1 回 『西洋演技論史』とは何か」 横山義志 ................................................................................................................................................................................................................ 55
●演劇講座第 6 回 大崎さやの氏 「フランス演劇とゴルドーニ」 横山義志 ........................................................... 57
●オンライン勉強会第 5 回 柏木純子会員「演劇の”ジャポニスム”を考える」 柏木純子 ............................... 61
●オンライン勉強会第 6 回 村上由美会員 「〈みる〉ということ : マラルメの絵画評論、舞踊評論から〈まなざし〉を読み解く」 村上由美 ......................................................................................................................................... 66
●フランス語圏舞台芸術・文献目録(2022 年) 北原まり子 編 ................................................................................... 69
●活動報告(2022 年 4 月~2023 年 3 月)................................................................................................................................. 79
●日仏演劇協会定款(2020 年 6 月 27 日改定)・役員(2022 年度) ........................................................................... 80
●編集後記 ............................................................................................................................................................................................................. 81
お問い合わせ
協会へのご質問等は、下記フォームよりご連絡ください。
入会案内
協会メールアドレス(office [at] sfjt.sakura.ne.jp)または上記メールフォームより「入会希望」の旨、メッセージをお送りください。
折り返し、「入会申込書」をお送りいたします。
申込書をメールでご返送のうえ、年会費の納入をもって入会とさせていただきます。
【会費】 会費は一律年払いとします。
一般会員 年額3,000円
学生会員 年額1,500円
賛助会員(個人1口) 年額10,000円
賛助会員(法人1口) 年額20,000円
【振込先】
三菱UFJ銀行 目白支店(店番641) (普)0308569 日仏演劇協会(ニチフツエンゲキキョウカイ)
※振込手数料は申込者負担となります。
※年会費の振り込み確認後に、会員登録手続きを行います。
役員(2023年度)
会員数 42名(うち名誉会員1名)(2023年5月1日現在)
会長 伊藤 洋(早稲田大学名誉教授、演劇博物館元館長)
副会長 野村万作(能楽師、「万作の会」代表)
実行委員長・事務局長:奥香織
実行委員:北原まり子、岡村正太郎、村上由美、穴澤万里子、横田宇雄、越智雄磨、柏木純子、川野惠子、山上優、塩田典子
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